建築途中や外構が終わった後でも、わからない場合が多いのが土壌の水捌け。
晴れの日が続いたり、雨の量が少ない場合はあまりわかりませんが、雨が続くと意外に水溜りができやすかったりして、靴に泥がくっつき困ることが多いです。
外構工事完了後にわかれば、施主様に相談して改善方法を提案しますが、わからずに完了した場合は完了した後に対応することになります。
後藤造園で、水捌けを改善するパターンは2つあります。
1.U字溝設置
メリット 掃除がしやすく詰まった箇所がわかりやすい。
デメリット 表面排水しかできない(地中の排水はできません)
2.暗渠排水の設置(地中での排水経路)
メリット 地中の排水ができるので乾き易い。
特によく使うのは、暗渠排水となります。
大きめに掘削して、土が入り込まないようにシートを敷きその中に砕石を入れて、透水管を設置。
透水管の周りを砕石で撒いてできる限り土が透水管の方に入らないようにします。
設置の仕方により、コストと効果が変わります。
また、透水管の種類により効果の持続年数も変わります。
立体網状管←樹脂網目管→有孔管の順番に安価となり持続年数も短くなります。
DIYとしてされる場合は3000円/m前後で可能だと思います。
業者にお願いする場合は、現場により費用は変わると思いますが10000円/m前後はコストがかかると思います。