2017年3月 京都府向日市Y様邸 新築外構工事 施行日誌

外観・全体

アプローチ

　アプローチ・ガレージ前部は石張りに、境界ブロック沿いに真砂土を入れ花壇にし植栽を移植。
　一部階段はアプローチと同じ石を使用しました。

ガレージ

　床は土間コンクリートを打設し、金コテ仕上げにしました。ひび割れ抑止として成形伸縮目地を設置。前部の石張りと側溝の間は草目地としてスリットを入れタマリュウを移植。
　カーポートを設置し、お車を雨や鳥の糞などの飛来物から守り、紫外線からのお車の塗装の色褪せ、車内シートの日焼けを軽減します。
■カーポート：
・LIXIL ネスカF 30-57型/シャイングレー 熱戦吸収ポリカ/クリアマット
　使い安さや意匠性を向上させたカーポートの新シリーズ。ラウンドスタイルとフラットスタイルの2デザインが用意されています。
　熱線吸収ポリカなので断熱性に優れ夏の日差しからお車を守り車内温度の上昇を和らげます。クリア色なので遮熱性がありながら採光性も高い屋根材となっています。

お庭

　掃き出し窓前にウッドデッキ・目隠しフェンスを設置し、移動のために犬走を打設。
　ブロック前に杭・竹で四ツ目垣を作り、植木を移植して生垣を作りました。お庭全体に真砂土を入れています。

建物周囲

　防草シートを敷き、砕石敷きにしました。
■防草シート：
・グリーンフィールド グリーンビスタ プロ 砂利下シート136J(グリーン)
　紫外線を遮断し雑草の光合成を抑制することにより防草効果を発揮します。紫外線劣化防止加工により長年の暴露にも耐える耐久性があり、紫外線が当たらない状態であれば長期間効果が持続します。

門柱

■アルミ笠木：
・LIXIL コーピング/柿渋
■塗装材：
・アイカ工業 ジョリパッドN-3/T2001
　ジョリパッドは水性タイプのアクリル樹脂をバインダーとした砂壁状塗材。
■タイル：
・東洋工業(TOYO) クロードモザイク/アッシュ
　丁寧に焼き上げたモザイクタイル。
■表札：
・東洋工業(TOYO) サルート クリスタル01
　シャープでハイセンスな素材感を活かしどんな外観にも溶け込むステンレスサイン。
■ポスト：
・LIXIL エクスポスト口金S-3型/シャイングレー

石張り

■石張り：
・東洋工業(TOYO) スクエアストーンプレート/プラム
　スクエア形状がスマートな目地をつい繰り出す石材。300角と300×600をランダムに敷いています。
　左が乾いてる時、右が濡れている時です。

花壇・植栽・照明

・常緑ヤマボウシ
　常緑高木花期は5～6月。冬に多少の落葉がある。落葉のヤマボウシよりも葉・花は小ぶり。落葉のものより乾燥・暑さに強い。
・マホニアンコンフーサ
　常緑低木　花期10～11月。暑さに強く適湿を好み若干乾燥に弱いので、真夏の乾燥期は水やりの必要も。害虫は少ない

・オタフクナンテン(お多福南天)
　常緑低木 花期5～6月。樹高が低く生育がおそく、剪定もほとんど不要で育てやすい。日当たりがよくても半日陰でも育つ、紅葉が綺麗。お多福に難転で縁起のいい木。
・ハツユキカヅラ
　常緑つる性低木。葉に白い斑が入るので初雪カズラと呼ばれグランドカバーなどに利用される。新芽から成長段階によって色が変わり、春～秋にかけて成長段階の異なった葉が混ざって生長するのでカラフルな姿となる。
　湿り気のある土壌を好み、日陰でも育つが美しい斑にするにはよく日に当てる必要がある。

・ヤブラン(藪欄)
　常緑性下草。光沢のある葉が立ち上がるようにたくさん生える多年草。病害虫の心配はほとんどなく、乾燥に強く耐陰性も高い。斑入りヤブランは草丈が低めの小型の種。
・イワナンテン(岩南天)
　常緑性低木　花期4月～5月。壺形の白い小花を扇形に付ける　洋風建築にマッチする強健な樹木。
　暑さにやや弱く日陰に強い、やや湿り気のある適湿を好む。つぼみ・新芽にアブラムシが発生するので適時駆除。
■照明：
・パナソニック XLGE500YLK
照明の後ろにイワナンテンを移植しています

生垣

杭と竹で四ツ目垣を作りレッドロビンを移植。また既存ブロックの上に忍び返しを設置しました。
■生垣：
・レッドロビン(西洋ベニカナメ)
　常緑低木　花期5月。新芽が真っ赤な常緑樹、古い葉は緑に変わっていきます。育てやすく強健で初心者におすすめ。
　ごま色斑点病が多く発生するので病気の葉は摘み取り新芽が出たら殺菌剤を散布。害虫としてイラガ類が発生する。

■ピンコロ洗い場：
　アイシン エコノミーキューブ/エコノミーホワイト