大阪府高槻市M様邸でお庭のリフォーム工事を行いました
お客様のご希望は、草が生えないようにしたい、和風庭園にしたいとのことでした。
上図は施主様に提案させていただいた図面ですが施工途中で図面の内容が色々変更されています。
写真は施工前・施工後です。
門まわり・アプローチ
門扉の錠の部分が破損していた為取替。
写真は施工前・施工後です。
■門扉:
・TOEX(現LIXIL) シャレオR6型0714/オータムブラウン シリンダーU錠
シャレオシリーズの後継商品として2014年4月にライシスシリーズが発売され、現在は後継商品として門扉ABシリーズが発売されています。
お庭
散水栓を立水栓に変更しました。写真は施工前・施工後です。
■立水栓:
・東洋工業(TOYO) ウォータービュー ラージサイズ 木調水栓柱コテージポールL&丸型コテージパンL
境界ブロックは有刺鉄線を撤去し、みす垣ボードを取り付けました。(図面の内容から変更されました)
タッピングビスでブロックにみす垣ボードを留めブロック天端が見えないように半割のエコ竹を設置しました。
控えブロックにもみす垣ボードを巻き天端は三辺をエコ竹をカットして留め真中にみす垣ボードをカットして固定しました
■垣根:
・タカショー エバーみす垣ボード EV-51 真竹
雨や日差しに強く、腐りにくく色あせにくい特殊強化ASA樹脂の
・エコ竹 イエロー 22φ
オブジェとして高さの違う枕木を不等辺三角形の配置で建て、枕木の隣にアセビ、足下にオタフクナンテンを移植しました。
■枕木:
・アイシン 燻煙乾燥クリーン枕木
木酢液を浸透させ煙で燻すことで、防虫・防腐の効果のある枕木。
■植木:
・馬酔木(アセビ) 常緑低木
早春になると多くの白くつぼ状の花をつける。
ある程度の日陰でも成長するが日当たりのよい場所で育てた方が花つきがよい。
暑さや乾燥は苦手。あまり剪定の必要がhない
トサカグンバイという虫がつく
・オタフクナンテン(お多福南天)を移植しました。
常緑低木 花期5~6月 樹高が低く生育がおそく、剪定もほとんど不要で育てやすい。 日当たりがよくても半日陰でも育つ、紅葉が綺麗、お多福に難転で縁起のいい木。
蹲(つくばい)を設置し、水門に玉石の那智黒を入れました。また筧(かけひ)を設置し、水が出るようにしています。
蹲の後ろに紫雲石・織部灯篭を設置しました。
蹲の隣に水量を調節するバルブを設置しており、鉄平石で蓋をしています
※写真撮影後バルブ周辺の石の目地にモルタルを詰め土が入らないようにしています
記念樹として植えられていた万年青を蹲近くに移植しました。
■植栽:
・万年青(オモト) 常緑多年草
丈夫で日陰に強いが強い直射日光が苦手。育てやすい植物。
灯篭の隣にヒイラギナンテン・シュロチクを移植しました。
■植栽:
・柊南天(ヒイラギナンテン) 常緑性低木 開花時期10~11月
葉にはトゲ状のぎざぎざがあり集めで革質、濃緑色で表面にはツヤツヤした光沢がある。
日当たりを好むが多少日当たりが悪くても育つ。寒風のあたる場所は避ける。
日当たりが良くても土壌がひどく乾燥する場所は適さない。
ある程度自然に樹形がまとまる。カイガラムシが発生することがある。
・棕櫚竹(シュロチク) 常緑低木
強光に弱く、半日蔭を好む。耐寒性には強く、霜に当たらなければ0度でも大丈夫。
コナカイガラムシが発生することがある。
葉水をやると害虫予防になる。水は乾いたらたっぷりやる
飛び石を並べ、長年施主様が悩まれていた雑草の対策として防草シートを敷いてから砂美・白河砂を敷き、その間をタマリュウでラインを作り、植栽を移植
■飛び石:
・アイシン 飛び石/御影白
伊与青石を設置し、近くに元々植えられていたアジサイを移植しました。
■植栽:
・紫陽花(アジサイ) 落葉低木 花期7月下旬~8月下旬
丈夫な植物で栽培は比較的容易 剪定であまり切り過ぎると翌年花が咲かなくなることがある。
日当たりのよい場所を好むが半日陰でも育つ。しかし暑くなりすぎると突然開花しなくなることもある。
常に湿っている状態が好ましいが水はけのよい土がよい。
乾燥に弱く、腐敗病・アブラムシなどの病害虫に注意。
お庭の入り口に枝垂れ紅葉、物干し場手前にヒメナンテンを移植しました。
■植栽:
・イロハモミジ(いろは紅葉) 落葉高木
日当たりがいい場所を好み、日当たりが悪いと紅葉が綺麗にでない。
気温差が激しい方が綺麗に紅葉する。
病害虫は付きにくい。
・ヒメナンテン(姫南天) 常緑低木
初夏に白い花をつける。日当たり~半日蔭の場所でよく育つ。
極端に乾燥する場合を除き特に水を与える必要なし
カイガラムシが発生することも
サービスヤード(物干し場)
境界ブロック・フェンスが隠れるようにみす垣を設置しました。
アルミ製の柱を建てみす垣ボードを設置。遮蔽物がないお庭奥のみす垣設置箇所は大風対策として反対側にカーボネート波板(ブロンズ)を取り付けた後みす垣を設置しています
みす垣端に半割の竹を取り付け、一定の間隔で22cm幅の竹を縦に入れ所々アクセントとしてビニール製のシュウロを男結びにました。
床はスタンプコンクリートを打設しました。
■垣根:
・タカショー エバーみす垣ボード EV-51 真竹
雨や日差しに強く、腐りにくく色あせにくい特殊強化ASA樹脂の
・エコ竹 半割 イエロー 63φ
・エコ竹 イエロー 22φ
■スタンプコンクリート:
・色粉:ミスティグレイ 型:アシュラストーン 目地:ブラック
タイル・レンガ、天然石、木目などを自然の風合いそのままに美しく表現し、デザイン性に優れた景観を創出するスタンプコンクリートは高い耐久性・耐気候性と簡便なメンテナンス性能を持つことも大きな特徴。
建物周囲
建物周囲
犬走りを打設し金コテ仕上げを施工しました
犬走りの真中とスタンプコンクリートとの境目などに成形伸縮目地を設置しました。
■成型伸縮目地:
・株式会社タイセイ 成型伸縮目地エキスパンタイ/ブラック
コンクリートの温度伸縮や外荷重等による変形を吸収する目地で一定区画ごとに設置することで過度のひび割れを防止します。 高槻市M様邸 建物周囲 リフォーム前高槻市M様邸 建物周囲 犬走金コテ仕上げ