今回の工事は、2017年高槻市で庭工事をしましたM様邸の工事です。
前回の高槻市での和風庭園の工事の際も大変気に入ってくださっておりましたが今回は隣地で新築のおうちをハウスメーカーで建てられて、
外構工事もハウスメーカーでされていましたが、庭の工事は前回の工事で気に入っていただいたので弊社で工事させていただきました。
写真はサービスヤードリフォーム前・後です。
物置を設置し、客土部分にお庭への移動のために平板を敷設
本当の人工芝に近い商品で人工芝を敷いてほしいとのことなので平板以外の部分に人工芝を敷設。
また奥に立水栓・枕木を移設しました
写真はお庭リフォーム前・後です
以前お住まいの和風庭園のお宅は、将来的に手放す可能性が高いので、隣地側から前回の和風のお庭工事で使っていた砂利や灯篭・植栽等使えるものは使って、
少しでも価格を抑える方向でさせていただいております。
ご希望は前の庭が気に入っているので、近いイメージで目隠しに疑似竹の目隠しを。
一部水捌けが悪い部分があるので、何とかして欲しいとのことでした。
元々、ガーデンルームが設置されていたのでお庭に出るのも、見るのも楽しめるお庭にしようというのが、今回のコンセプトとなりました。
今回は夜も、より楽しめるようにライトアップも3カ所入れてみました。
写真は通路リフォーム前・後です。
既存の壁の前に御簾垣を設置し、客土部部に人工芝を施工しました
お庭
お庭の移動・蹲への移動のために飛び石を旧M様邸から移設しました。
防草シートを敷いて砂美石を敷きました。
■石材：
・アイシン 飛石 白御影
足元が濡れたり汚れたり、芝生や苔など植え込みを踏まぬようにする石材。
■防草シート：
・グリーンフィールド グリーンビスタ プロ 砂利下シート136J(グリーン)
紫外線を遮断し雑草の光合成を抑制することにより防草効果を発揮します。
紫外線劣化防止加工により長年の暴露にも耐える耐久性があり、紫外線が当たらない状態であれば長期間効果が持続します
旧M様邸からタマリュウを移設し、グリーンベルトを一部作り防草シートを敷いて白川砂を入れました。
お庭とサービスヤード・通路との境に土留めとして乱杭を設置しました
■石材：
・アイシン エコノミーストーン乱杭/ライトイエロー
お庭東側
左から山法師・姫南天・マホニアンコンフーサ・万年青・柊南天・ハナミズキ。
■植栽：
・ヤマボウシ(山法師)
落葉高木 花期5～7月。病害虫はほとんど見られず自然樹形が良い
根付けば水遣りの必要はなく半日陰～日向を好み、
あまり日が当たらない場所では花つきが悪くなります
・姫南天 常緑低木
初夏に白い花をつける。日当たり～半日蔭の場所でよく育つ。
極端に乾燥する場合を除き特に水を与える必要なし
カイガラムシが発生することも
・マホニアンコンフーサ 常緑低木 花期10～11月
暑さに強く適湿を好み若干乾燥に弱いので、真夏の乾燥期は水やりの必要も。
害虫は少ない
・柊南天(ヒイラギナンテン) 常緑性低木 開花時期10～11月
葉にはトゲ状のぎざぎざがあり集めで革質、濃緑色で表面にはツヤツヤした光沢がある。
日当たりを好むが多少日当たりが悪くても育つ。寒風のあたる場所は避ける。
日当たりが良くても土壌がひどく乾燥する場所は適さない。
ある程度自然に樹形がまとまる。カイガラムシが発生することがある。
・万年青(オモト) 常緑多年草
丈夫で日陰に強いが強い直射日光が苦手
育てやすい植物
・ハナミズキ 落葉高木 花期4～5月
真夏の直射日光で株元が乾くのが苦手
根付いても夏場は乾燥させないように水を与える
自然に樹形がまとまりやすいので無理な切り戻しはしないほうが良い
旧M様邸から伊与青石を移設しました
また全体に照明を3か所設置しています。
■照明：
・グローベン 信楽焼庭園灯 古城
お庭南側
中央から羅漢槙・マホニアンコンフーサ・お多福南天・皐月・枝垂れ紅葉
■植栽：
・羅漢槙(ラカンマキ) 常緑高木 針葉樹 開花時期5月頃
日当たり・水はけのよい肥沃な土壌が適するが、直射日光がきついと葉が黒く焼ける。
アブラムシなどの害虫が発生することがある
・枝垂れ紅葉 落葉高木 開花時期は4～5月
日当たりを好むが日陰にも耐える
紅葉が美しいが日当たりが悪くなるにつれ葉色が本来の美しさを発揮できなくなる
育てやすく初心者におすすめ。害虫がつきにくい。
枝垂れ紅葉
中央に皐月、周囲にお多福南天を移植しました。
ラカンマキの枝の下に角雪見灯篭 2尺を設置し、後ろに四ツ目垣を設置しました。
■植栽：
・皐月(サツキ) 常緑低木 花期5～6月
日当たりの良い場所を好み、日陰だと花付きが悪くなる
夏など極端に乾く時期は水やりの必要あり
・お多福南天(オタフクナンテン) 常緑低木 花期5～6月
樹高が低く生育がおそく、剪定もほとんど不要で育てやすい。
日当たりがよくても半日陰でも育つ、紅葉が綺麗
お多福に難転で縁起のいい木
■竹材：
・タカショー エコ竹/イエロー＆アルミ銘木 焼太丸柱 Φ60
横にΦ30のエコ竹を使用し中に中芯用アルミ丸パイプを入れています
シュウロ縄を男結びにしています
お庭南西側
蹲の後ろに石蕗(ツワブキ)、景石の更に後ろに馬酔木(アセビ)
■植栽：
・馬酔木(アセビ) 常緑低木
早春になると多くの白くつぼ状の花をつける。
ある程度の日陰でも成長するが日当たりのよい場所で育てた方が花つきがよい。
暑さや乾燥は苦手。あまり剪定の必要がｈない
トサカグンバイという虫がつく
・石蕗(ツワブキ) 常緑多年草 花期10月～12月
冬でも葉が緑のままで葉柄は食用になる
明るい日陰・水はけのよい場所が適する、水やりはあまり必要ない
旧M様邸から蹲(つくばい)・織部灯篭を移設しました。
手水鉢・手燭台・湯桶石・前石を積んで蹲を作り、水門に那智黒を入れて蹲を作り筧を設置。
蹲の後ろに紫雲石を移設しました。
前石の隣に筧(かけひ)の水を調節するバルブを設置し鉄兵石で蓋をしました。
お庭西側
左から万年青・柊南天・枝垂れ梅・お多福南天・紫陽花・シュロチク。
■植栽：
・枝垂れ梅 落葉高木 花期10～1月
多くの花をつけ枝垂れる姿の花梅
日当たりと風通しのよい場所が適し、水はけの悪い場所は避ける
アブラムシ・カイガラムシなどの害虫がつくことがある
・紫陽花(アジサイ) 落葉低木 花期7月下旬～8月下旬
丈夫な植物で栽培は比較的容易 剪定であまり切り過ぎると翌年花が咲かなくなることがある
日当たりのよい場所を好むが半日陰でも育つ しかし暑くなりすぎると突然開花しなくなることもある
常に湿っている状態が好ましいが水はけのよい土がよい
乾燥に弱く、腐敗病・アブラムシなどの病害虫に注意
・棕櫚竹(シュロチク) 常緑低木
強光に弱く、半日蔭を好む。耐寒性には強く、霜に当たらなければ0度でも大丈夫。
コナカイガラムシが発生することがある。
葉水をやると害虫予防になる。水は乾いたらたっぷりやる
サービスヤード
物置を設置し、物干し場からお庭への移動のために舗装材として平板を敷設
それ以外の部分に人工芝を敷設しました。
人工芝施工前に防草シートを敷いています
サービスヤードに人工芝を敷くために防草シートを敷きました。
■物置：
・イナバ物置 ネクスタNXN-45S/メープルブラウン オプション：棚板Cセット 棚板Dセット 結露軽減材
扉面に凹凸を加え、太陽の当り方で表情を変える
次世代に向けたネクストスタンダードをコンセプトにした物置です。
2025年現在、後継商品としてフォルタが発売されています。
結露系軽減材を設置し、またパネルを設置してＪフックを設置しました
周りが畑なので風が特に強く転倒防止工事を行いました。
■舗装材：
・アイシン エコノミーストーン3×6/ホワイト
■人工芝：
・グリーンフィールド リアリーターフ 40㎜
年間を通して均一なコンディション・景観を維持し、雑草を抑制し芝刈り不要などメンテナンスフリーな安全・エコロジーな人工芝
2色のグリーン、2色の枯色による構造で自然に調和したリアリティーがあります。
端に旧M様邸から立水栓を移設し、立水栓にあわせて枕木を移設
周囲に植栽を移植しました。
左からマホニアンコンフーサ、百日紅、皐月、シュロチク
平板からの立水栓へ移動するために飛び石を設置しました。
■立水栓：
・東洋工業(TOYO) ウォータービュー ラージサイズ コテージポールL＆丸型コテージパンL
■枕木材：
・アイシン 燻煙乾燥クリーン枕木
■植栽：
・サルスベリ(百日紅) 落葉高木 花期7月～10月
樹皮は褐色でところどころはがれて白肌があらわれた縞模様
樹皮のはがれた部分がつるつるしているところが名前の由来となっている特長
日当たりよい場所でなければ花がほとんど咲かない
根付けばあまり水やりの必要はなく、強健な樹木
西側通路
客土の部分に防草シートを敷いて人工芝を敷設しました。
犬走りやガーデンルームからお庭の飛び石に移動する平板を敷設。
隣地境界沿い
既存のブロック壁の前に御簾垣を設置しました。
■垣根：
・タカショー 人工強化竹垣 e-バンブーユニット御簾垣/イエロー H=1800 焼丸太柱/イエロー
天然竹の質感を実現したエコ竹を使用し、手軽な完成型のユニットで高品質で経済的なコストを実現したユニット竹垣
ガレージ
駐車の邪魔にならないようにカーポートの柱とブロックの間に物置を設置しました。
■物置：
・イナバ物置 シンプリーMJX-1760P/ティンバーブラウン 長物収納タイプ
庭先に調和するシンプルなクローゼットがコンセプトの物置。
ガレージ内にイナバ物置シンプリーMJX-1760P 長物収納タイプ設置
物置内に吊り下げフック、Ｐフックを設置
