雑草対策をしませんか?
Weed control
お庭や通路などに生える雑草を取り除く作業はとても大変です。
特に夏場など茂ったままにしておくと、虫が寄ったり風通しが悪くなったり日当たりが悪くなります。
そこでお庭や通路などの雑草を取り除き、雑草が生えにくいような環境に整える工事を紹介します。
-
草刈+除草剤
お庭や通路などの雑草を取り除いた後、除草剤をまきます。
除草剤はイネ科の雑草に効果を発揮します。
※除草剤はお庭の植木などに悪影響を与えることがありますのでご相談ください。 -
芝生張り
芝生は大きく分けて2種類あります。
日本の家庭で栽培されている芝生のほとんどは『高麗芝』。
もともと日本に野生している芝草なので育てやすいのが特徴です。
もう一つはアメリカ等に自生し、1年中美しいグリーンを保つ『西洋芝』。
ここでは二つの芝の比較と芝張りの工程、管理の仕方を紹介します。高麗芝と西洋芝の比較
高麗芝 西洋芝 植え付け 張り芝 種子 芝刈り 少ない 多い 日陰 直射5時間必要 (モノにより異なる) 色 5ヶ月間茶色 年中青い 水はけ 弱い 弱い 芝かり高 1~2㎝ 3㎝ 踏み圧 やや強い 強い 高麗芝張りの工程
①下地作り ・土質が粘土の場合⇒暗渠排水*、客土が必要。
・除草&石ころ除去、できない場合は客土を敷く。
・水勾配*を付けて整地する(排水も考慮する)②転圧 機械などで土に圧力を加え、踏み固める。 ③芝張り レンガ目地張り・目地なくても可 5ヶ月間茶色 年中青い ④目土 薄く芝が見える位に土を全体に撒く。 ⑤散水 仕上げに水を全体に撒く。 *暗渠排水…土を通さない程度の小さな穴がたくさん開いたパイプを地中に埋め、排水すること。
*水勾配……土に高低差をつけ、水を溜めないようにすること。芝刈り⇒徐々に刈り込む位置を下げていき、時間をかけて目的の高さにする。
(刈り取った葉・根・茎等をホウキで取り除く)施肥⇒5~8月の曇りの日に芝生全体に均等に化学肥料を散布。
散布後は、必ずたっぷりと水やりする。穴あけ⇒春季または秋季に、芝刈り後芝生面に穴を空けて(エアレーション)
古い根を取り去り、新しい根が伸びる空間を作る。目土⇒あけた芝の穴に新しい目土を入れ、芝生を活性化
(芝生のゴミ・落ち葉・芝の枯れた葉等をホウキで取り除く)除草⇒適宜
-
砂利敷
お庭や通路に砂利を敷くことで草が生えにくくします。
砂利石にはいろんな種類があり、また砂利を敷く厚さが厚いほど草が生えにくくなります。
ほかには勝手口や通路などを砂利敷にすると足音がするため防犯面で有効です。砂利敷の種類
砕石
砂美石(ジャミ)
白玉石
美浜
白河砂
ぺブルストーンホワイト(オンリーワンクラブ)
砂利の種類をもっと見る那智黒
グラッツィア
クリスタルアイスピンク
クリスタルホワイト
クリスタルクリームイエロー
白仙
砂利の種類をもっと見る錆砂利
ユニソン プレシャスピッチング
ユニソン サザレ
-
防草+砂利敷
土の上に防草シートを敷いてから砂利を敷くことで、より草を生えにくくします。
防草シートは紫外線を遮断し雑草の光合成を抑制することにより防草効果を発揮します。
必要に応じて専用の押さえピンやテープを使用します。 -
自然土舗装材
自然土をガチガチに固める自然土舗装材を用いることで草が生えるのを防ぎます。
材料が自然土であり、透水性もあるため庭木にも優しい舗装材です。 -
人工芝
年間を通して均一なコンディション・景観を維持し、雑草を抑制し、芝刈り不要などメンテナンスフリーな人工芝。
下地が土の場合は防草シートを敷き、その上に人工芝を接着剤・ピン止めします。
下地がコンクリートの場合は接着剤で人工芝を貼り付けます。